No.7 ルルティモ・サムライ

皆様、いつも日本の風薫る尺八の音色をお送りいただき、ありがとうございます。
どんなに私の支えになっていることか、わかりません。



ラストサムライ鑑賞会


ラスト・サムライ
イタリア語でいうと「ルルティモ・サムライ」。
何だかミニスカートでもはいていそうな感じですね。
(それは’メルモちゃん’か…  古っ。)


この映画のDVDを中央駅の地下街で発見!
ラストサムライ大ファンの私は
「イタリア語でも見れる!こりゃいい!!」とDVDデッキも持っていないのに、
つい買ってしまいました。14ユーロ。


家に帰ってトム・クルーズ好きのウルスラに「コレ見た?」と聞くと
「見た見た!!いいよね。今日の夜、みんなで見ましょう」ということになり、
マンマ、ウルスラ、ニクラ、仏人留学生のヤスミンの5人で鑑賞会をしました。


この日本の昔の話が理解してもらえるのか?
ハラキリをどう説明しよう?


「日本では今も皆着物を着てチョンマゲ姿なのか?」って聞かれちゃう!?
想像を膨らませ、私はワクワクとドキドキでいっぱい。


そして夕食後、ルルティモ・サムライ上映開始。
はじめのわかりにくいところは一度見ているウルスラが説明をしてくれて、
内心「ほっ」。


トム・クルーズ演じるアルグレンが、
捕らえられ、サムライの村で過ごすうち、だんだんと日本人と打ち解けてきて、
サムライの家の子供に「これは耳、これは鼻」と日本語を教えてもらう場面では
「アイとジャコモみたいだよ!!」と大笑い。


そして物語は進み、敵方だったアルグレンがすっかりサムライ魂に魅了され、
着物を着て、真田広之らと剣術の練習に励み、瞑想し…と
立派なサムライの一人となっていくにつれ、お茶の間の私たちも
すっかりサムライファン。(たぶん)


戦闘の殺し合いの場面では、みんな「こーいうの苦手」と
見ないように手で目を覆っていたけれど、


最後、甲冑を身に付けサムライ化したアルグレンが
渡辺謙様率いるサムライ軍団と一緒に、
政府軍と決死の戦いに挑む場面。


ここでアルグレンが、アメリカ人の厭味な
元上司を討ち取った時には


「よしっ。よくやった!アルグレン!!ブラーボ」と
マンマをはじめ皆でガッツポーズ!!!!
日米伊仏が一体となった瞬間でした。


最後には「いやーおもしろかったよ」と言われ
ホントに私はうれしかった!!


特に、クールな仏人マドモアゼル・ヤスミンが
とても興味を持ったようで
「今度明治のことについて教えて欲しい」
と言ってきたのは意外でした。


まだ「ラストサムライ」ご覧になっていない方、ぜひぜひ
ご覧下さいませ☆