No.24 花を咲かせましょう!

☆ 綿の舞うフィレンツェ


ポプラの綿なのか、凄い量の綿が空を舞っています。


それが大きなかたまりでフワフワしているので、
最初は上の階の人が何かをテラスで
叩いているのかと思いました。


雪が降っているかのようです。。。



☆ 福知山線

先日の福知山線の事故、こちらでもニュースでやっていました。
映像を見てびっくりしました。電車がマンションに
めり込んでる…。なんということが起こってしまったものでしょう。


会社の重役のおじさん達が、揃って頭を下げてあやまっている
のを見て
「あ〜そうそう。これが日本」
そう思ってしまいました。


イタリアでは1時間遅れてもお詫びのアナウンスなんか
一つもありません!




☆ 花を咲かせましょう


この前の日曜日「手工芸博覧会」へ行って来ました。


東京で言うところの、國際展示場のような広い広い敷地で
行われているもので、アジアン雑貨からジュエリー、ガラス、
カーペット、綿製品、シャンデリア、衣服、絵画、食品etc
様々なものがありました。


ジュエリーのコーナーに、日本人作家の女性が2人いたので
そのうちの一人、キヨコさんとお話してみました。


キヨコさんはフィレンツェ在住4年。こちらの方とご結婚されていて
御主人は建築家。
ローマのギャラリーに作品を置いてもらっているそうだけど、
今後どのように自分の作品を世に出していくか模索中。


フィレンツェのジュエリースクールで学んで、こうして
フィレンツェで創作活動をしているとは、
とても羨ましい!!
こんな人もいるんだなあ。


フィレンツェ在住同じ4年でも、私の学校の先輩の
ようにまだ学校でコツコツと作り続けている人もいれば、
こうして人に売れるもの、「作品」と呼べるものを
何点も作って発表している人もいる。


どう自分の作品を展開させていくのか、ほんと人それぞれなんだな。


もし、自分だったらどうするか、どうしたいか…。
何を作るか、作りたいか…。
考えると気が遠くなるばかりで全くイメージできない。


あ〜いったい私は何が作りたいんだ?!
作る事は好きだけれども、表現したいことがない。
うーん。これじゃあ先行き思いやられるな。


表現する事。イタリア語をしゃべることも表現。
こうして文章を書くことも表現。


いつも何かしらの方法で表現はしているんだけど。
でもそれは決して苦ではない。


言いたい事があるから、書きたいことがあるから。
この日記も自分が「おもしろいな」「笑っちゃうな」
「変だよな」「ムカつくな」と思ったその感情を
そのまま文章にしているにすぎない。


…ということは、何か人やものと出会って、興味を持ったり
感動したりした時に表現は生まれるということか。
表現しよう表現しようと思って表現するんじゃない。
元々私の中にあったモノが、何かと出会って感動した時に
反応して、表現という形になって表に出る。
そういうことかな。


だとしたらいくら考えても考えても、考えているだけでは
表現はできない。
色々なことをして、色々なモノや人と出合って、美しいものをたくさん見て
感動して、自分の花を咲かせること。
そこから私のジュエリーは生まれる
…かな?!
…といいな。