No.35 世界遺産で暑気払い

ischia2005-07-09

長い間更新していませんが、私は元気です!!!
生きています!!!


ジュエリー学校は6月半ばからバカンスに入り、
今は夕方の語学学校だけですが何かとやることが多く、
日々忙しく過ごしています。


まずイタリア語の勉強、そしてジュエリーのデザイン画を
描く練習、それからマルコのジュエリー工房へも通い作業の見学。


さらに最近はジュエリー学校の下に住むプロフェッソーレの
お友達、画家の「シニョール・ピット−レ」ことカーサリーニさんの
絵のモデルも週に1回くらいのペースでやっています。


先日、印象派の絵のようなとても明るい、淡い色彩の絵が
一枚完成しました。私そっくりではなかったけれど、特徴が
よくとらえられ素敵に描いてありました!


今、このカーサリーニさんの個展が、とある4つ星ホテルで
開催されているのですが、そこに私と同じくカーサリーニさんの
モデルをしていた先輩の絵が飾ってありました。


絵の右上には”ATUKO"と名前入り。
それがなんともかわいらしい。
次回の個展の時には”AI"と名前の入った絵が出品される?!


次に描く絵は私に下さるそうで、いつも使用している大きいつばの
帽子をかぶってモデルを勤める予定です。



6月に入ってからフィレンツェは何かとイベントが多く
共和国記念日の花火大会に古式サッカー、そして昨日は
シニョリーア広場で野外コンサート「ベートーベンの第九」。


昨日はクラスメートだったモルダビア人やブラジル人の友達と
アルノ川のど真ん中(と言っても水が流れていない部分)で
暑気払い。


その後この第九を聴きに行き、コンサート終了後今度は
ドゥオーモの下で一杯。


思えばドゥオーモの下で飲むなんて(ドゥオーモって確か世界遺産…)
金閣寺の縁側に座って飲むようなもの。
もしかしたらピスタチオの殻を落としたかもしれない…
ごめんなさい。


しかしおもしろいなあと思うのは、私はイタリア語があまりしゃべれない
はずなのに何故こんな長時間、友達としゃべっていられたのだろう?


しかも大爆笑の連続。
ほとんどジェスチャーと擬音語で会話していた気がする。


笑いは世界共通のようで「ウィ〜」とか「ホエ〜」とか
オーバーリアクション、顔で会話すると何故か通じる。
お互いがそれぞれに楽しんでいれば、さほど言葉は重要では
ないんだなあ。